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クレイ系舗装材
アンツーカを最初に日本に持ち込んだのは、大阪ガス社の片岡直方(なおまさ)会長(当時)でした。会長は海外ガス事業視察のため1928年5~11月まで欧米に出張されています。
会長はテビス杯米仏戦観戦のため、7月末、パリのローラン・ギャロス テニスクラブを訪れておられました。氏は1921年に創設された日本庭球協会のデビスカップ誘致委員会の委員長もされており、この試合観戦は半ば公務でした。自邸の庭にコートを造るほどのテニス愛好家であった氏にすれば、何をおいても見逃せない試合でした。試合会場のコートは、これまでに見たことのない赤い土で特に名前はありませんでしたが聞くと通称”アンツーカ”(”いかなるときも”の意味)という事でした。いざ試合が始まると間もなく激しい雨が降り出し、 コートの表面に水が溜まり始めました。選手が引き上げたので、氏は残念だが今日はこれまでかと帰りかけたが誰も席を立ちません。不思議に思っていたところ、しばらくして雨が止むと数人のコートキーパーが現れ、長い火箸のようなものでコートのあちこちに穴を開け始めます。何をしているのだろうと思いながら見ていると、なんとぐんぐん水が引いて行くのです。コート面に開いた穴は、コートキーパーが金網のような物を引いている内に均されて元通りの美しいコートに戻ったではありませんか。やがて選手が現れ、何事も無かったように試合が再開されたのです。当時、クレイコートしかなかった日本では、雨が降ればコートがぬかるんで試合は中止になるのが常識であった日本人の感覚からすればありえないことでした。アンツーカコートの全天候性を驚きとともに目の当たりにした会長は帰国後、自社の研究所スタッフを呼び、フランスから持ち帰ったサンプルと資料を前にして「これ以上のものを作れ」と命じられました。
この時すでに会長は「アンツーカ」を単なる技術研究とせず、国内に普及させたいと考えておられた様です。氏は当時テニス仲間で”コート屋”を始めたばかりの当社の創業者、奥庚子彦(かねひこ)に協力を依頼されました。そして早くも1928年の秋、庚子彦の手による我が国第一号のアンツーカテニスコートが片岡邸に姿を現しました。当時、アンツーカコートは欧州圏にしかなく、アメリカでもなかったので、このコートは大きな話題を呼びました。片岡邸のアンツーカコートは、これまで雨に泣かされていたテニス愛好家達の評判となります。そしてこの後、次々と「アンツーカ」という舗装材によるコートとして国内に普及していきました。
主用途
・テニスコート
・陸上競技場内の砲丸落下域(扇形部)
・野球場のピッチャーマウンド、ホームベース廻り、塁ベース廻り、ウォーニングゾーン
特長
・クレイトラックに比べて排水性に優れます。
・他のクレイ系舗装に比べ雑草の繁茂を抑制します。
・テニスボールの視認性に優れます。
備考
・現在も一部の根強いアンツーカテニスコート愛好家に支持されています。
・1958年、第3回アジア大会で、新築された国立競技場で初代陸上競技場トラック舗装材として採用されました。
備考
・陸上競技場トラック用アンツーカ (1962年、アンツーカ ネオを陸上仕様に改良)
・現在もいくつかの陸上競技場でアンツーカトラックが採用されています。
・1964年の東京五輪でボブ・ヘイズがアンツーカ・ネオHのトラックで、100m予選で追い風参考ながら、人類初の10秒突破(9.9秒)を記録。続く決勝での10.0秒(WRタイ)はオリンピックレコードでした。
この大会中、アンツーカネオHのトラック上で世界新記録11、オリンピック新記録68が生み出されました。
・クレイ系舗装材(人工土)
主用途
・テニスコート
・陸上競技場内の砲丸落下域(扇形部)
特長
・クレイトラックに比べて排水性に優れます。
・他のクレイ系舗装に比べ雑草の繁茂を抑制します。
・テニスボールの視認性に優れます。
特長
・野球ボールの視認性に優れ、野球場内野でよく使われています。
・柔らかく、安全性に優れます。
・優れた排水性及び保水性を合わせ持ちます。
クレイ系舗装土質改良材
主用途
クレイ系舗装のグラウンド、トラック走路、テニスコート等の土質改良
特長
・無機質系・有機質系混合によるハイブリッド改良材です。
・団粒化促進・泥濘化抑制・保湿改善の3効能があり、グラウンドの弾力性の復元、排水性向上、耐久性向上、防塵に寄与します 。
・泥濘化抑制剤は非セメント系で安全です。
・主成分の防塵材はリサイクル材で、環境配慮製品です。
工法
単位面積当たりの適量を散布し、トラクターで混合し、転圧します。
備考
・既設表層土での土質改良が可能。(既設土をサンプリング・分析し、適切配合量をご提案します。)
・無機質系・有機質系ハイブリッド団粒化材は改良対象を選ばず、どの様な土質にもよく効能を発現します。
既設クレイ舗装をネオベースで改良した状態
ネオベースを下地に砂入り人工芝を敷設しテニスコートが完成 特長
・クレイ系舗装を人工芝下地に改良する工法です。
砂入り人工芝、ロングパイル人工芝の下地形成に使用します。
・改良材(NBミックス)を適量既設クレイ舗装に混合することで、既設クレイ舗装が硬化し人工芝下地として利用が可能になります。
・基層アスコンが不要となり、残土処分が最小限に抑えられ、工期も短縮されます。
・建設コストを圧縮でき、環境負荷低減に寄与します。
工法
単位面積当たりの適量を散布し、トラクターで混合後、コーティング剤(NBコート)を散布し安定化させます。
特長
・上水場で発生する浄水スラッジのリサイクル材です。
・クレイに適量混合することで、クレイ舗装内で団粒化構造を形成します。
・グラウンドの排水性向上し、弾力性を復元します。
・エコマーク商品
工法
現場内に混合プラントを設置し、改良材を均一に混合した改良クレイを敷設します。
特長
・定期的に散布することで、防塵効果、凍結防止効果、融雪効果があります。
・塩化マグネシウム(グランドバインダー)と塩化カルシウム(グランドバインダーC)があります。
・使用環境や条件によって変動しますが、ゆっくりと溶け続けるため、長時間にわたり効果を発揮するのがグランドバインダー、潮解性・融解熱が高く、即効性のあるのがグランドバインダーCです。
仕様
・グランドバインダー(フレーク状、塩化マグネシウム)
・グランドバインダーC(粒状、塩化カルシウム)
工法
・グラウンド改修時1.0~1.2kg/m2程度散布します。
・日常管理時は0.3~0.5kg/m2程度を散布してください。
天然芝系舗装材
特長
・国内スポーツ芝の定番種です。
・地上ほふく茎で、成長力が強く新設まき芝工法でも密植まで3ヶ月程度でターフ形成を完了します。
工法
工期やコスト、敷設時期等、様々な条件から適した工法を選択が可能です。(筋植え工法、ネット芝工法、張芝工法、ロール芝工法、大型ロール芝工法)
備考
・ライグラスでのWOS(ウィンターオーバーシード)で1年を通して常緑グラウンドの維持が可能です。
・WOSはJリーグのサッカーピッチ、プロ野球球場等、多数で運用されています。
特長
・土壌内水分を適切なバランスで保持します。
・散布された肥料成分を保持します。
・床土を活性化し、グラウンドのプレイングクオリティーを保ちます。
特長
・天然芝植床土を活性化し、保水性・保肥性が向上。
・土壌の固結を抑制。
仕様
・リサイクル木質発酵チップ
・粒径10mm~30mm
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